『カミングアウトそれから 「性同一性障害」つれづれなるままに』 深田羊皇
『カミングアウトそれから 「性同一性障害」つれづれなるままに』
- 深田羊皇
- 1600円+税
好評発売中!
「オナベの研ちゃんと呼ばれて」
カミングアウトから40年。「性同一性障害」の言葉が生まれて20年。性同一性障害のことを、もっともっと知ってほしい。彼ら・彼女らは、何に悩み、何を苦しみ、何を訴えているのか。そして、なぜカミングアウトできないのか。本書にその答えがあります。
LGBT当事者の思いと現実に寄り添えずに、なにが編集の不備だ。なにが表現の自由だ。『新潮45』は滅ぶべきして滅んだ。現実の声に耳を傾けないとダメ。トランスジェンダーの著者が自らの来し方をときにユーモアを交え綴った、当事者による現実の姿。目指すは「人びとの意識転換」。
奈良でペットショップを営むFTM(Female To Male、女性から男性に性別を移行した人)の著者による、愛おしくて、切なくて、でも時に面白い「性同一性障害者」のありのままの日常を、小気味よいテンポで綴るエッセイ集。そうだったのか、なるほど、という納得の数々。前例の壁になんて負けていられない!ありのままの自分で人生を楽しみたい。
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(ふかだ・ようこう)
1957(昭和32)年、大阪生まれ。
1976(昭和51)年、奈良市立一条高校卒業。同年OLになる。OLになった理由は、性同一性障害が治るかもしれないとの思いつきから。この頃、親に内緒で精神科へ約六カ月通院する。
1977(昭和52)年、カミングアウトして家を出る。大阪北新地のオナベバーでホストになる(当時はレスビアンクラブ)。
1982(昭和57)年、ロイヤルグルーミング学院卒業。水商売に将来性を見出せず、夜働きながら昼学校へ通う。
1983(昭和58)年、「ペットルーム阪奈」オープン。
2003(平成15)年、戸籍名を「陽子」から「羊皇」へ変更。現在にいたる。
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