在日総合誌『抗路』第4号
在日総合誌『抗路』第4号
- 定価(本体1500円+税)
- A5 判
お待たせいたしました。4号刊行です。
特集「在日」のクニ
小特集「激動する朝鮮半島」
今号の特集は「在日」のクニ。また小特集として「激動する朝鮮半島」を収録。自明のものとしてあると幻想する「国」という概念を、在日の場所から問い返す。「国」「邦」、いや「クニ」。
【執筆者】趙博―「解題:在日のクニ」
内海愛子―「戦後日本の平和主義と『朝鮮』―残された植民地朝鮮の清算」
姜信子―「私はいま脱出の途上にある」
朴才暎―「朝鮮と明治150年」
呉光現―「猪飼野の外を触れる」
李哲―「ある在日政治犯死刑囚の断想」
岡本朝也―「国境線のこちら側で」
宋君哲―「望郷の丘」
朴銀姫―「ミサイルとサード(THAAD)の狭間で―尹東柱とその後裔たち」
金迅野―「歓待し、歓待される場を願って―マイノリティ宣教センターのこと」
尹健次―「『在日』にとって普遍性とは何か」
丹羽雅雄―「大阪朝鮮高級学校無償化裁判の意義と課題」
川瀬俊治―「核保有国が他国の被害を『告発』する時代」
鄭甲寿―「国民国家を超えて」
栗原佳子―「『南の島』で起きていること」
[小特集・「激動する朝鮮半島]
崔正勲―「朝鮮半島核危機の終わりのはじまり―国際関係理論の観点からの示唆」
編集部―「韓国大統領選挙・インタビュー取材」
文京洙―「韓国において"進歩"とは何か―文在寅新政権の行方」
[インタビュー]
ちゃんへん(プロパフォーマー)―「好きなことで1番になりなさい」
きむ・きがん(一人芝居)―「在日一世を演じる」
[詩・短歌]
金時鐘「ゆらめいて八月・うすれる日日」
凜七星「一詠日和〈一〉」
丁章「このクニのかたち」
石川逸子「風がきいた」
[映画エッセイ・書評]
成川彩「映画『東柱』から『朴烈』」
岸野令子「私と韓国・朝鮮映画」
伊地知紀子「中村一成著『ルポ思想としての朝鮮籍』書評」
[尹東柱生誕100年]
柳時京「詩人尹東柱の100歳を記憶する」
上野都「尹東柱詩集『風と空と星と詩』翻訳余話」
[コラム]
山本友美「熟柿」
鄭貴美「月を眺めながら」
[小説]
方政雄「指のしるし」
[表紙のことば]
金愛子(表紙絵画家)「平穏な心の日々――」
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[編集委員](五十音順)
呉光現 川瀬俊治 趙博 鄭甲寿 丁章 朴才暎 文京洙 尹健次
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