佐藤泰志作品集 佐藤泰志
佐藤泰志作品集
- 佐藤泰志
- 装画:高專寺 赫 装丁:コガワ ミチヒロ
- 定価=本体3,300円+税
- 四六版ハードカバー・688ページ・二段組
好評5刷!
この一冊で佐藤泰志のすべてがわかります。
文庫を5冊買うと思い作品集1冊をご購入ください。
「海炭市叙景」「そこのみにて光輝く」「きみの鳥はうたえる」映画原作を収録。
映画「そこのみにて光輝く」が2014年度キネマ旬報「ベストワン」獲得。
映画『草の響き』が2021年度映画芸術「ベストワン」獲得。
この作品集を読まずして、佐藤泰志は語れない。
近年の佐藤泰志ブームのすべては、この作品集から始まった。
単行本未収録作品を含む主要作品と、詩・エッセイまでを収録。
◆収録作「海炭市叙景」「そこのみにて光輝く」「きみの鳥はうたえる」映画化!
[収録作品]
●小説
「きみの鳥はうたえる」「そこのみにて光輝く」「海炭市叙景」「黄金の服」「鬼ガ島」などの主要作品から、単行本未収録の「星と蜜」「虹」までを含む代表作10編。
●エッセイ
「背中ばかりなのです」「書斎」「青函連絡船のこと」など7編。
●詩6編
「僕は書きはじめるんだ」「画家ティハニー」「僕が行こうと思っていた村には」「誰が悲しいだなんていった」「僕の渡る多くの河」「そこのみにて光輝く」
●解説(福間健二)
●年譜・著作目録
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注目集める「ひとり出版社」(朝日新聞より)
[著者紹介]
佐藤泰志(さとう・やすし)
1949年4月、北海道函館市生まれ。
1974年、國學院大学哲学科卒業後、さまざまな職業に従事しながら、文筆活動を続ける。
「きみの鳥はうたえる」「空の青み」「水晶の腕」「黄金の服」「オーバーフェンス」の各作品で5度の芥川賞候補となる。「そこのみにて光輝く」で第2回三島賞候補。1990年10月、自ら命を絶つ。享年41歳。
2010年10月に「海炭市叙景」映画化にともない、同作が小学館より文庫化。
以後、小学館・河出書房新社から主要作品がすべて文庫化。
2011年5月、『もうひとつの朝 佐藤泰志初期作品集』(河出書房新社)刊行。
2014年2月、『佐藤泰志 生の輝きを求めつづけた作家』(河出書房新社)刊行。
2014年11月、福間健二の批評的評伝『佐藤泰志 そこに彼はいた』(河出書房新社)刊行。
2022年4月、中澤雄大による完成までに十数年をかけた詳細評伝『狂伝 佐藤泰志』(中央公論新社)刊行。
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